いちご狩りのハウスの様子

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本記事は広告を含みます いちご狩りコラム

4月のいちご狩りは遅い?4月の苺の特徴や料金の傾向を解説

いちご狩りのベストシーズンは1月~3月といわれており、「4月に行くのはもう遅いのでは?」と迷っている方は少なくありません。たしかに、冬場のいちごに比べると甘みの質や粒の大きさには変化が見られます。しかし、4月のいちご狩りには料金が安くなる・混雑が緩和される・気候が快適といった独自のメリットがあり、決して「遅い」とは言い切れません。

もともと、いちごの本来の旬は露地栽培では4月~6月の春から初夏にかけてでした。ハウス栽培が主流となった現在では12月~3月がピークとされていますが、4月もまだまだシーズンの範囲内です。関東・東海・関西エリアでは5月頃まで営業している農園が多く、東北では4月がメインシーズンに当たる地域もあります。

この記事では、4月のいちご狩りは本当に遅いのかという疑問に対して、4月に採れるいちごの味や品質の特徴、料金の変動傾向、そして4月ならではの楽しみ方のコツまで、具体的なデータを交えて解説していきます。

4月のいちご狩りは「遅い」のか?結論から言うと…

結論として、4月のいちご狩りは「遅くない」と言えます。全国の多くのいちご狩り農園は4月も通常営業しており、関東・東海・関西・九州の大部分では5月上旬~中旬まで開催されています。

ただし、いちごの味わいに関しては1月~3月と比べて変化が生じるのは事実です。「遅い」かどうかは何を重視するかによって異なります。甘みの強さを最優先するなら1月~2月のほうが有利ですが、コストパフォーマンスや快適さを重視するなら4月はむしろおすすめの時期です。

いちご狩りのシーズンは地域によって差があるため、まずは全国の目安を確認しておきましょう。

地域 いちご狩りシーズン 4月の位置づけ
北海道 6月~8月 シーズン前
東北 1月~6月 シーズン中盤
関東 12月~5月 シーズン後半
中部・東海 12月~5月 シーズン後半
関西 1月~5月 シーズン後半
中国・四国 1月~6月 シーズン中盤
九州 12月~5月 シーズン後半

このように、北海道を除くほとんどの地域で4月はまだシーズン内です。東北や中国・四国ではシーズン中盤にあたり、いちごの生育も安定しています。

4月のいちごの味と品質はどう変わる?

4月のいちごは、冬場のいちごと比べていくつかの点で特徴が異なります。「まずくなる」と単純に言えるわけではなく、味のタイプが変わるというのが正確な表現です。

甘さと酸味のバランスが変化する

冬のいちご(12月~2月)は、気温が低い環境でゆっくりと時間をかけて成長するため、果実に糖分が蓄積しやすくなります。また、低温下では酸も分解されるため、甘みが際立つ濃厚な味わいになります。

一方、4月は気温が上昇することでいちごの生育スピードが速まり、糖分を蓄える時間が短くなります。その結果、冬のいちごに比べると甘みがやや控えめになり、酸味が出やすくなる傾向があります。ただし、甘さと酸味の両方を感じる「甘酸っぱい」味わいは、いちご本来の風味ともいえます。

水分量が増えてジューシーな食感に

4月に入ると気温の上昇に伴い、いちごの果肉に含まれる水分量が増加します。冬場のいちごがしっかりとした食感で糖度の高い濃厚な味わいだったのに対して、春のいちごはみずみずしくジューシーな口あたりに変化します。果肉もやわらかくなるため、口の中でとろけるような食感を好む方にとっては魅力的です。

果実のサイズは小ぶりになりやすい

シーズン序盤の1月~2月は1番果(最初に実る果実)が中心で、大粒のいちごが多い時期です。4月になると2番果・3番果と世代が進み、粒のサイズは中粒~小粒が中心になる傾向があります。ただし、実の数自体は多くなるため、たくさんの数を食べたいなら4月は好都合です。

以下の表で、時期ごとのいちごの特徴をまとめます。

比較項目 1月~2月 3月 4月以降
甘み 非常に強い 強い やや控えめ
酸味 少ない ほどよい やや強め
水分量 少なめ(濃厚) 普通 多め(ジューシー)
果実サイズ 大粒が多い 大~中粒 中~小粒が中心
果実の数 少なめ 普通 多い
完熟の確率 やや低い(生育が遅い) 普通 高い(生育が早い)

注目すべきは、4月は気温が上がることで果実が完熟しやすくなる点です。冬場は生育に時間がかかるため、食べ頃を見極めにくいこともありますが、4月は赤く色づいた完熟いちごに出会える確率が高くなります。

4月のいちご狩り料金はどう変わる?

4月のいちご狩りで最も大きなメリットのひとつが料金の値下げです。多くの農園では、シーズンの進行に合わせて段階的に料金を引き下げています。

時期別の料金傾向

いちご狩りの料金は、一般的にシーズン序盤の12月~3月が最も高く、4月以降は段階的に下がります。これは4月になるといちごの収穫量が増えること、そしてシーズン終盤に近づくことが主な理由です。

実際の農園での料金変動を見てみると、その傾向がはっきりわかります。

農園名(地域) 1月~3月の料金(大人) 4月以降の料金(大人) 差額
エーアト・ベーレ(千葉) 2,700円 2,100円(3/30~) -600円
ストロベリーハウスEBINA(神奈川) 2,900円 値下げ予定(4/6~)
市野園芸(愛知) 2,200円 1,600円(4/11~) -600円
館山いちご狩りセンター(千葉) 1,900円 1,700円(4/6~) -200円
いちごの里(栃木) 2,420~2,750円 値下げ予定(4/6~)

※2026年シーズンの料金を元に作成。農園によって変動時期や割引幅は異なります。

農園によっては、4月と5月でさらに料金が下がるケースもあります。例えばエーアト・ベーレでは5月7日以降は大人1,400円まで下がり、1月の約半額で楽しめます。

料金面での全体的な相場感

地域や農園の規模によって差はありますが、大まかな料金相場の目安は次のとおりです。

  • 1月~2月:大人2,000円~3,000円程度
  • 3月~4月前半:大人1,500円~2,500円程度
  • 4月後半~5月:大人1,000円~2,000円程度

家族で行く場合、大人2人と子ども2人で考えると、1月と4月では合計で2,000円以上の差が出ることも珍しくありません。浮いた分で練乳やお土産を購入したり、帰りにランチを楽しんだりといった使い方もできます。

4月のいちご狩りならではのメリット

料金以外にも、4月にいちご狩りへ行くことにはいくつかの利点があります。

混雑が緩和されて予約が取りやすい

いちご狩りの繁忙期は、冬休み・バレンタイン・春休みが重なる1月~3月です。特に土日は予約が埋まりやすく、人気の農園では数週間前に満席になることも珍しくありません。

4月に入ると春休みが終わり、来園者数がひと段落します。そのため土日でも予約が取りやすく、当日受付が可能な農園も増えます。ハウス内が混み合うことも少ないため、ゆったりとした雰囲気でいちごを選びながら摘むことができます。

ハウス内の温度が快適

1月~2月のいちご狩りでは、外は寒いのにビニールハウスの中は暖かいというギャップがあり、上着の扱いに困ることがあります。コートやマフラーが荷物になったり、ハウス内で汗をかいたりすることも少なくありません。

4月であれば外気温とハウス内の温度差が小さく、軽装で快適に過ごせます。脱ぎ着の手間がなく、身軽に動けるのは意外と大きなメリットです。小さなお子さん連れのファミリーにとっても、着替えの心配が減るのはありがたいポイントでしょう。

完熟いちごに出会いやすい

前述のとおり、4月は気温が上がることでいちごの生育スピードが速まります。そのため、ヘタの下まで赤く色づいた完熟状態の実が見つかりやすくなります。いちご狩りでは自分で実を選んで摘み取るため、真っ赤に熟した実を選べるのは大きな醍醐味です。

4月に楽しめるいちごの品種

いちごは品種によって収穫できる時期が異なります。4月でも楽しめる代表的な品種を紹介します。

品種名 主な産地 収穫時期の目安 味の特徴
とちおとめ 栃木県 11月~6月 甘酸っぱくジューシー
紅ほっぺ 静岡県 12月~5月 コクのある甘酸っぱさ
おいCベリー 九州各県 1月~5月 甘みが強くビタミンC豊富
かおり野 三重県ほか 12月~5月 上品な甘さと華やかな香り
よつぼし 全国各地 1月~5月 甘み・酸味・香り・食感のバランスが良い
やよいひめ 群馬県 2月~4月 まろやかな甘さで果肉がしっかり
あまおう 福岡県 12月~4月 大粒で甘みが強く濃厚

とちおとめや紅ほっぺ、おいCベリーなどは5月頃まで収穫が続くため、4月でも安定して食べることができます。一方、やよいひめやあまおうは4月が収穫の最終盤にあたるため、農園によっては提供が終了している場合もあります。お目当ての品種がある場合は、事前に農園へ確認しておくと安心です。

4月のいちご狩りを最大限楽しむコツ

4月のいちご狩りをより満足度の高いものにするために、いくつかのポイントを押さえておきましょう。

午前中の早い時間帯を狙う

これは4月に限った話ではありませんが、いちご狩りは午前中がおすすめです。開園直後はまだ他のお客さんが摘んでいないため、大きくて真っ赤な完熟いちごが豊富に残っています。午後になると食べ頃の実が減ってしまうことがあるため、特に4月は小粒の実が増える時期だからこそ、朝一番に訪れる価値が大きくなります。

晴れの日が続いた翌日に行く

いちごの甘さは日照量と密接に関係しています。晴れの日が2~3日続いた後は、いちごが太陽の光をたっぷり浴びて糖度が上がりやすくなります。天気予報をチェックして、好天が続いたタイミングを狙うと、4月でも甘いいちごに出会える可能性が高まります。

ヘタ側から食べるとおいしさが持続する

いちごは先端ほど糖度が高く、ヘタ周辺は酸味が強くなります。ヘタ側から食べ始めることで、最後に甘い先端部分が口に残り、より甘さを感じられます。4月のいちごは酸味がやや強めになるため、この食べ方はとくに効果的です。

練乳やチョコソースを活用する

4月のいちごは酸味が増す傾向があるため、練乳やチョコレートソースなどのトッピングとの相性が良くなります。農園によっては練乳が無料で提供されていたり、持ち込みが可能だったりするので、事前に確認しておきましょう。甘いトッピングと合わせることで、冬とはまた違ったおいしさを楽しめます。

農園の生育状況を事前に確認する

4月はシーズン後半にあたるため、農園によってはいちごの生育状況にばらつきが出やすい時期です。予約前に農園の公式サイトやSNSをチェックして、営業状況やいちごの残量を確認しておくと失敗を避けられます。特にゴールデンウィーク前後は、早期に閉園する農園もあるので注意が必要です。

4月のいちご狩りに向いている人・向いていない人

ここまでの情報を踏まえて、4月のいちご狩りが合うかどうかを整理しておきます。

4月のいちご狩りが向いている人

  • できるだけ安くいちご狩りを楽しみたい
  • 混雑を避けてゆったり過ごしたい
  • 快適な気候の中で身軽に動きたい
  • 甘酸っぱいジューシーないちごが好き
  • お花見やドライブなど、春のお出かけと組み合わせたい

4月のいちご狩りが向いていない人

  • とにかく甘みの強いいちごだけを食べたい
  • 大粒のいちごにこだわりがある
  • 特定の品種(やよいひめ・あまおうなど)を絶対に食べたい

どちらが良い・悪いという話ではなく、何を重視するかで選ぶのがポイントです。甘さ重視なら1月~2月、コスパ・快適さ重視なら4月と使い分けるとよいでしょう。

まとめ:4月のいちご狩りは「遅い」のではなく「違う楽しみ方」ができる

4月のいちご狩りは、1月~3月のピークシーズンとは味のタイプや楽しみ方が異なりますが、「遅すぎる」という心配は不要です。関東・関西・東海エリアでは5月まで営業する農園が大半で、4月はまだ十分にシーズンの範囲内です。

冬場と比べると甘みはやや穏やかになりますが、その分ジューシーでみずみずしい味わいを楽しめます。料金も数百円単位で値下がりし、混雑も落ち着くため、トータルの満足度は決して低くありません。

春の陽気に誘われて、気軽にいちご狩りへ足を運んでみてはいかがでしょうか。行く前には農園の公式サイトで営業状況や品種情報を確認し、午前中の訪問を心がけることで、4月でも充実したいちご狩り体験ができるはずです。

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