【基本】いちご狩りのハウス内は想像以上に暑い!体温調節がカギ

いちご狩りのベストシーズンは真冬の1月〜2月ですが、服装選びで一番の落とし穴になるのが「外と中の気温差」です。
外はコートやマフラーが必要な厳しい寒さでも、ビニールハウスの中は別世界。
いちごの生育に適した環境=人間にとっては少し暑いくらいの気温になっていることを覚えておきましょう。
「外が寒いから」といって完全防備で行くと、ハウスに入って数分で汗だくになってしまうことも珍しくありません。
外は冬でも室内は25℃以上?「脱ぎ着しやすい」アウターを選ぼう
晴れた日の日中、ビニールハウス内の気温は25℃〜30℃近くまで上昇することがあります。
これは春どころか初夏並みの暑さです。
そのため、厚手のタートルネックニットや裏起毛のトレーナー1枚だけで行くと、ハウス内で暑くなっても脱ぐことができず、のぼせて体調を崩してしまう原因になります。
正解のコーディネートは、以下のような「玉ねぎのような重ね着(レイヤード)」スタイルです。
- アウター:防寒しっかり(ダウンや厚手のコートなど)
- 中間着:前開きのパーカー、カーディガン、シャツなど着脱が簡単なもの
- インナー:脱いでも恥ずかしくない薄手の長袖Tシャツやカットソー
ハウスに入ったらすぐにアウターを脱ぎ、食べている最中に暑くなってきたら中間着を腰に巻くなど、こまめに調整できる服装がベストです。
ハウス内にはアウターを掛ける場所がないことも多いため、かさばらない軽量ダウンなどを選ぶと荷物が邪魔になりません。
ここだけは気をつけて!いちご狩りで避けるべきNGな服装

いちご狩りはアウトドアに近いレジャーです。「可愛くしていきたい」という気持ちも大切ですが、TPOを間違えると汚れやケガで台無しになってしまうことも。
ここでは避けるべきNGアイテムを解説します。
「真っ白」は果汁の飛び跳ねに注意!「黒」はハチが寄ってくる?
服の色選びには2つの注意点があります。
まず、「真っ白な服」は避けたほうが無難です。
いちごの果汁(赤色色素のアントシアニン)は繊維に染み込むと非常に落ちにくく、洗濯してもシミが残ってしまうことが多いです。
食べている最中に果汁が垂れたり、他の人とすれ違う際に服が触れてしまったりするリスクがあります。
次に注意したいのが「全身黒コーデ」です。ハウス内には受粉のためにミツバチが放されています。
ミツバチは「黒いものや動く黒いもの」を天敵(クマなど)と認識して攻撃する習性があると言われています。
基本的に大人しいハチですが、刺激しないためにも黒ずくめの服装は避け、明るめの色を選ぶのが安心です。
ヒールやサンダルは危険!スニーカーやぺたんこ靴が正解
足元は「履き慣れたスニーカー」がベストです。
ハウス内の地面は、土のままであったり、ビニールシートが敷いてあったりします。
ピンヒールで行くと、柔らかい土にヒールが埋まって歩けなくなったり、ビニールシートに穴を開けてしまったりする恐れがあり、農園にも迷惑がかかります。
また、ハウス内は水やりで地面がぬかるんでいる箇所もあるため、汚れてもさっと拭ける素材の靴や、歩きやすいフラットシューズを選びましょう。
ミニスカートやロングスカートのメリット・デメリット
スカートを履いていく場合は、農園の「栽培スタイル」によって向き不向きがあります。
- 高設(こうせつ)栽培の場合:大人の腰の高さにいちごが実っています。立ったまま食べられるのでスカートでも問題ありませんが、短いスカートは下からの視線が気になる場合があります。
- 土耕(どこう)栽培の場合:地面の低い位置にいちごがあります。しゃがんで収穫する必要があるため、裾が地面につくロングスカートや、下着が見えそうなミニスカートはNGです。
もし農園のタイプが分からない場合は、しゃがんでも安心なストレッチの効いたパンツスタイル(デニムやレギンスなど)で行くのが最も失敗のない選択です。
写真映えも狙いたい!おしゃれと実用性を兼ねるコーデのコツ

いちご狩りは、真っ赤ないちごと緑の葉っぱに囲まれたフォトジェニックな空間です。
機能性を重視しすぎて地味になってしまうのが嫌な方へ、写真映えと実用性を両立するポイントを紹介します。
トップスは顔色が明るく見える「パステルカラー」や「白」が人気
いちごの赤色が濃いため、トップスには明るく淡い色(パステルカラー)を持ってくると、写真全体がふんわりと可愛らしい雰囲気になります。
ベージュ、ラベンダー、淡いピンクなどは、いちごの赤色とケンカせず、顔色もパッと明るく見せてくれます。
また、デニム(インディゴブルー)のシャツやオーバーオールなども、赤色との補色効果でいちごが際立つためおすすめです。
先ほど「汚れやすい真っ白は注意」とお伝えしましたが、写真映えの観点では白は「レフ板効果」があり最強の色でもあります。
もし白を着ていくなら、汚れがつきにくいツルッとした素材を選んだり、汚れても目立ちにくいオフホワイトや柄物を選んだりする工夫をしましょう。
両手が空く「ショルダーバッグ」や「リュック」が必須
いちご狩り中の手元は想像以上に忙しいです。
- 片手でいちごの茎を持つ
- もう片方の手で摘む(または練乳カップを持つ)
- スマホで写真を撮る
このように常に両手を使います。そのため、手で持たなければならないハンドバッグやトートバッグは絶対にNGです。
おすすめは、貴重品だけを入れた「小さめのショルダーバッグ(サコッシュ)」を斜めがけにするスタイル。
リュックも両手が空きますが、狭い通路ですれ違う際に他のお客さんやいちごに当たってしまうことがあるため、体の前に抱えるか、小さめのものを選ぶのがマナー美人への近道です。
髪型はまとめてスッキリと!食べる時に邪魔にならないヘアアレンジ
髪が長い方は、食べる動作の邪魔にならないよう「まとめ髪」にしていくのが鉄則です。
ダウンスタイルだと、いちごを口に運ぶ際にかがんだ拍子に髪が垂れ、毛先に練乳や果汁がついてベタベタになってしまう悲劇がよく起こります。
ポニーテールやお団子ヘア、あるいはハーフアップなどで顔周りをスッキリさせておくと、衛生的にも安心ですし、写真を撮った際にも表情が明るく写ります。
【子供・赤ちゃん】ママ必見!子供の服装選びのポイント

大人であれば注意して綺麗に食べることができますが、小さなお子様にとってはいちご狩りは「果汁との戦い」です。
「せっかくのお洋服がシミだらけで落ちない…」と後悔しないよう、子供の服装は可愛さよりも「汚れ対策」と「着替えやすさ」を最優先にしましょう。
子供は「着替え」が必須!汚れても良い服かエプロンを持参
いちごの赤い汁は、白い服につくと洗濯しても完全には落ちないほど強力です。
お子様の服装は、汚れが目立たない「黒・紺・濃いデニム」などの濃い色を選ぶのが鉄則です。
または、多少のシミが紛れるような「チェック柄」や「花柄」もおすすめです。
まだ上手に食べられない幼児の場合は、普段の食事で使っている「お食事エプロン(スタイ)」を必ず持参しましょう。
シリコン製やビニール製のポケット付きタイプなら、滴る果汁をキャッチしてくれるので服への被害を最小限に抑えられます。
そして何より重要なのが「全身の着替え」です。
服だけでなく、靴下や下着まで一式用意しておけば、思いっきり汚しても笑顔で見守ることができます。
ハウス内の温度に合わせてこまめに調整できる服装を
子供は大人よりも体温が高く、ハウス内で走り回ったりもするため、すぐに汗だくになります。
冬だからといって、厚手の裏起毛トレーナーやジャンプスーツを着せてしまうと、ハウス内では暑すぎて不機嫌になったり、のぼせてしまったりする原因になります。
おすすめは「長袖Tシャツ+ベスト(ダウンベストなど)」の組み合わせです。
ベストなら腕が動かしやすく、暑くなったらサッと脱がせることができます。
ハウスに入って10分もすれば子供の髪は汗で濡れてくるので、こまめに背中に手を入れて汗をかいていないかチェックしてあげてください。
服だけじゃない!持っていくと便利な持ち物リスト

服装はバッチリでも、手ぶらで行くのは危険です。いちご狩りという特殊な環境だからこそ、持参しておくと「持ってきてよかった!」と心から思える便利グッズを紹介します。
- ウェットティッシュ(必須レベル)
いちごの果汁や練乳で、指先は必ずベタベタになります。農園の手洗い場がハウスから遠いこともあるため、すぐに手を拭けるウェットティッシュは命綱です。アルコール入りだとさっぱりします。 - タオル・ハンカチ
前述の通りハウス内は暑いため、冬でも汗をかきます。首に巻けるくらいのフェイスタオルがあると、汗拭き用としても、子供の食べこぼしガードとしても役立ちます。 - ビニール袋(ゴミ袋)
ゴミを持ち帰るルールの場合や、子供が汚した服を入れるために数枚持っておくと安心です。エチケット袋としても使えます。 - 飲み物(水やお茶)
ハウス内の暑さと、いちごの甘さで意外と喉が乾きます。甘くなった口の中をサッパリさせるためにも、水筒やペットボトルを持参することをおすすめします(※ハウス内への持ち込み可否は農園に確認してください)。
まとめ:動きやすく温度調節できる服装でいちご狩りを楽しもう

いちご狩りは、美味しいいちごを食べるだけでなく、ビニールハウスという特殊な環境で過ごすアクティビティです。
最後に、失敗しない服装選びのポイントを振り返っておきましょう。
- 温度調節:外は寒くてもハウス内は常夏。脱ぎ着しやすい「重ね着」が鉄則。
- 足元:土やシートの上を歩くため、ヒール厳禁・スニーカー推奨。
- 色選び:果汁汚れ対策なら「濃い色」、写真映えなら「パステルカラー」。真っ白と全身黒は避ける。
- バッグ:両手がいちごで塞がるため、ショルダーバッグやサコッシュで身軽に。
「暑くて気分が悪くなった」「服が汚れて気になって楽しめなかった」ということがないよう、しっかりと準備を整えることが大切です。
ぜひ、動きやすく快適なコーディネートで、旬のいちごを心ゆくまで満喫してきてくださいね。
